映画資料室サービス案内
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映画のまち調布と映画資料室
調布と映画の関わりは、昭和8年に日本映画株式会社が、現在の京王多摩川駅の近くにスタジオを開設したことが始まりです。映画最盛期の昭和30年代には、映画制作の中心地として「東洋のハリウッド」と称されました。
現在も、撮影所や現像所、美術会社など多くの映画・映像関連企業が集まる「映画のまち」です。
このような歴史を踏まえて、平成7年10月、中央図書館の開館と同時に、5階参考図書室の一画に映画資料室を新設しました。
「映画のまち調布」の足跡をたどる地域資料収集の一環として、日本映画とりわけ日活・大映を中心とする映画資料の収集をしています。
開架スペースの蔵書は約4000冊、閲覧席は6席という小さい資料室ですが、映画ファンから学生、映画関係の仕事をされている方々まで、幅広い層に利用されています。
開架以外には、隣接した閉架書庫に雑誌のバックナンバー、地下書庫に撮影台本・映画プログラム・貴重本等を収蔵しています。
映画関係図書は、一部を除いて貸出をしています。雑誌・撮影台本・映画プログラムは、貸出はしていませんが、映画資料室の中で閲覧できます。
また、映画資料コレクションとして、チラシ、ポスター、スチール写真等を収集しています。映画資料コレクションは、一般公開はしていませんが、映画資料室の展示、「映画のまち調布 シネマフェスティバル」などの機会に紹介しています。