2023年度 読書会


多くの読書会が図書館など市内各所を拠点にして活動しています。

どうぞ、お気軽にご参加ください。一緒に本を読み、人生を豊かにしてみませんか。 (図書館を拠点にした読書会は18サークル)

申し込み問い合わせ

アカデミー愛とぴあ、図書館読書推進室(文化会館たづくり10階)

電話 042-441-6328(受付時間 午前9時から午後4時まで)

公開読書会

公開日 読書会 内容
  4月22日土曜日 もう一度読む子供の本  『モモ』 ミヒャエル・エンデ作
  5月11日木曜日 百日紅読書会 『ベルリンは晴れているか』 深緑野分著
  7月14日金曜日 名作読書会 『檸檬』 梶井基次郎著
  8月  5日土曜日 デミアン読書会 『銀河鉄道の父』 門井慶喜著
10月11日水曜日 こもれび読書会 『ライオンのおやつ』 小川糸著
11月  1日水曜日 草の実読書会 『母の待つ里』 浅田次郎著
12月  5日火曜日 原文を読み語り合う「紀行文」 『更級日記』 菅原孝標女原著
  1月  5日火曜日 コスモス読書会 『夜の谷を行く』 桐野夏生著
  2月  2日火曜日 ふみの会読書会 『正雄の秋』 奥田英朗著
  3月 5日火曜日 そよかぜ読書会 『ツナグ』 辻村深月著

3月の読書会

  • 日時/3月20日水曜日 午前10時から正午まで
  • 会場/文化会館たづくり10階1001学習室
  • テキスト/『南京の基督』 芥川龍之介著
  • 芥川龍之介の大正9年に書かれた短編小説『南京の基督』を読みます。幼いころ洗礼を受けた敬虔な南京の私娼・宋金花の不思議な体験。病気をうつしてはいけないと思いながら、基督に似た外国人の客に出会う。その夜、基督の夢を見ると、一夜にして病気が癒える。
  • 定員/申し込み順20人
  • 費用/無料

2月の読書会

  • 日時/2月21日水曜日 午前10時から正午まで
  • 会場/文化会館たづくり10階1001学習室
  • テキスト/『阿部一族』 森鴎外著
  • 森鴎外の初期歴史短編小説の『阿部一族』を読みます。”許されぬ殉死に端を発する阿部一族の悲劇を通して、高揚した人間精神の軌跡をたどり、権威と秩序への反抗と自己救済を主題とする歴史小説の逸品『阿部一族』”(新潮文庫紹介文から)
  • 定員/申し込み順20人
  • 費用/無料

1月の読書会

  • 日時/1月17日水曜日 午前10時から正午まで
  • 会場/文化会館たづくり10階1001学習室
  • テキスト/『友情』 武者小路実篤著 
  • 調布若葉町に長く住まわれた武者小路実篤の初期の作品を読みます。”脚本家野島と、新進作家の大宮は、厚い友情で結ばれている。野島は大宮のいとこの友人の杉子を熱愛し、大宮に助力を願うが、大宮に心惹かれる杉子は野島の愛を拒否し、パリに去った大宮に愛の手紙を送る。野島は失恋の苦しみに耐え、仕事の上で大宮と決闘しようと誓う-青春時代における友情と恋愛の相克をきめこまかく描き、時代を超えて読みつがれる武者小路文学の代表作。”(新潮社ホームページから)
  • 定員/申し込み順20人
  • 費用/無料

12月の読書会

  • 日時/12月20日水曜日 午前10時から正午まで
  • 会場/文化会館たづくり10階1001学習室
  • テキスト/『にごりえ』 樋口一葉著 
  • 24歳で早世した樋口一葉の作品を読みます。”落ちぶれた愛人の源七とも自由に逢えず、自暴自棄の日を送る銘酒屋のお力を通して、社会の底辺で悶える女を描いた『にごりえ』”(新潮文庫紹介文から)
  • 定員/申し込み順20人
  • 費用/無料

11月の読書会

  • 日時/11月15日水曜日 午前10時から正午まで
  • 会場/文化会館たづくり10階1001学習室
  • テキスト/『五重塔』 幸田露伴著 
  • 文豪幸田露伴の代表作を読みます。”技量はありながらも小才の利かぬ性格ゆえに、「のっそり」とあだ名で呼ばれる大工十兵衛。その十兵衛が、義理も人情も捨てて、谷中感王寺の五重塔建立に一身を捧げる。エゴイズムや作為を超えた魔性のものに憑かれ、翻弄される職人の姿を、求心的な文体で浮き彫りにする文豪露伴(1867-1947)の傑作”(岩波文庫紹介文から)
  • 定員/申し込み順20人
  • 費用/無料

10月の読書会

  • 日時/10月18日水曜日 午前10時から正午まで
  • 会場/文化会館たづくり10階1001学習室
  • テキスト/『高野聖』 泉鏡花著 
  • 生涯に300編もの作品を書き、文豪と称えられた泉鏡花の代表作を読みます。”飛騨天生峠(あもうとうげ)、高野の旅僧は道に迷った薬売りを救おうとあとを追う。蛇や山蛭(やまひる)の棲む山路をやっと切り抜けて辿りついた峠の孤家(ひとつや)で、僧は匂うばかりの妖艶な美女にもてなされるが・・・彼女は淫心を抱いて近づく男を畜生に変えてしまう妖怪であった。幽谷に非現実を展開する『高野聖』”(新潮文庫紹介文から)
  • 定員/申し込み順20人
  • 費用/無料

9月の読書会

  • 日時/ 9月20日水曜日 午前10時から正午まで
  • 会場/文化会館たづくり10階1001学習室
  • テキスト/『焼跡のイエス』 石川淳著 
  • 戦前、発禁処分をうけ創作活動を中断していた作者が、戦後活動を再開した最初の短編作品を読みます。”終戦直後、上野ガードしたの闇市で、主人公私が、鼻をつくような悪臭を放ち、頭部をデキモノでおおわれた浮浪児が、一瞬、キリストの姿に変わるのを見る『焼跡のイエス』”(新潮文庫紹介文から)
  • 定員/申し込み順20人
  • 費用/無料

初めての方のための読書会   (全5回)

一冊の本を読み、互いの読後感や意見を交わし合う月1回の読書会です。読書会が初めての方を優先しています。

 第1回   9月2日土曜日 『オー・ヘンリー傑作選』 オー・ヘンリー著 

 第2回   10月7日土曜日 『役にたたない日々』 佐野洋子著 

 第3回  11月4日土曜日 『二十億光年の孤独』 谷川俊太郎著 

 第4回  12月2日土曜日 『みどりのゆび』 モーリス・ドリュオン著 

 第5回   1月6日土曜日 『クララとお日さま』 カズオ・イシグロ著 

 第6回   3月2日土曜日 『収容所から来た遺書』 辺見じゅん著 

平和祈念 公開緑陰読書会 

  • 日時/8月3日木曜日 午前10時から正午まで
  • 会場/文化会館たづくり10階 1002学習室
  • テキスト/『白い病』 カレル・チャペック作 
  • ある日突然、白い斑点が身体に現れ、死に至るという未知の病が蔓延。特効薬を発明した医師が、平和な世の実現のために、治療法をめぐって独裁者にある提案を投げかけます・・・。1937年に発表された、チェコの国民的作家・チャペックのSF戯曲です。世界中を席巻した新型コロナの感染拡大、ロシアによるウクライナ侵攻の現実を目の前にしている今、未来に託したい大切なことについて考えさせられる作品です。
  • 定員/申し込み順25人
  • 費用/無料

平和祈念 公開納涼読書会 

  • 日時/8月24日木曜日 午後6時30分から8時まで
  • 会場/文化会館たづくり10階 1001学習室
  • テキスト/『あのころはフリードリヒがいた』 ハンス・ペーター・リヒター作
  • 1925年から1942年にかけてのヒトラー政権下のドイツを舞台とした物語。反ユダヤの動きが強まるなかでの、著者の実体験をもとに、幼馴染のユダヤ人少年とドイツ少年の生活を描く作品。不寛容が社会に広まり、その先の起こることは何か。過去に学び、将来を考える一冊です。
  • 定員/申し込み順25人
  • 費用/無料