平成18年度 調布市立図書館利用者懇談会神代分館開催報告
- 1 日時:平成18年7月29日(土)午前10時から午前11時30分まで
- 2 会場:調布市立図書館神代分館集会室
- 3 参加者:調布市立図書館利用者1人、図書館職員4人
- 4 内容(要旨)
(1)館長挨拶
(2)平成18年度図書館事業計画・平成17年度図書館事業報告
平成18年度図書館事業計画・平成17年度図書館事業報告を行う。
(3)平成17年度懇談会の報告
(4)「調布市後期基本計画に係る図書館事業計画」について
(5)「図書館開館40周年記念事業」について
(6)参加者紹介
最近になって、やっと自分の時間ができました。ボランティアをやってみようかなと考えていますが、単なる利用者のほうがいいかもとも迷っています。プチ・ボランティアなら、やれるかもしれません。書架の乱れを直すとかですね。
親がハンディキャップ・サービスの朗読奉仕をしていたので、図書館のボランティアというと、そちらかと思っていました。自分も目が悪くなったら、HSサービスを利用するかもしれません。 視聴覚ライブラリーが、図書館と一本化するのはありがたいです。
本は検索して取り寄せてもらっているし、レファレンスも分館でしてもらっています。混雑している中央図書館は使いませんが、若い人にはなるべく本が沢山あるところに行って欲しいと思っています。本と直接出合えるチャンスは多いほうがいいと思います。
(7)意見交換
○=利用者、●=図書館
- ○調布で一番古く受入された本を見てみたい。貸出方法の変遷や入館票、図書原簿、図書装備の歴史などを展示しても面白いのではないでしょうか。
- ○最近の利用者は他の人よりちょっと詳しいのが嬉しいようで、劇場でもバックステージツアーをやっています。内側を知ることで身内意識、図書館を愛する気持ちが生まれてくると思うので、図書館で計画しているという図書館見学ツアーはやると良いと思います。
- ●昨年の懇談会報告で、旅行ガイドはインターネットで見るので、図書館で所蔵しなくてもいい、との意見があったことを紹介。
- ○インターネットがれば本は要らないという人がいますが、本しか読まない人も居ますし。図書館は情報全般を扱う組織として両方あるべきでしょう。
- ○ブックポストが一杯になっていることがあり、いたずらされないか心配です。
- ○水濡れシールの貼ってある本を見ると悲しい気持ちになります。皆さんは、どうやって本を読んでいるのでしょうか。
- ○今日お聞きしたかったのは図書予算が減っていないかということでした。減っていないということで、本当に良かったと思います。
- ○もうひとつ聞きたかったのは、調布の特殊コレクションは映画以外に何かありますか。
- ●調布の映画資料は予算を毎年付け、継続して収集するコレクションです。大口の寄贈を「○○文庫」などの名称で保存するコレクションは所蔵していません。この規模の図書館では予算も必要なので他のテーマのことをやるのは難しいのが現状です。
- ○大概のものは調布で所蔵しているようで、なければ都立図書館から借りられます。各図書館が得意分野を持っていれば、夢の巨大図書館が出来ます。
- ○本は不要になることはありません。古いから価値が在るということもあります。それを保存してくれるのが図書館です。スペースの問題はわかりますがあまり捨てないで欲しいのです。
- ●古い本は買換えをしています。また調布の図書館では最後の一冊は保存するようにしています。都立図書館はスペースが不足ということで除籍を進めています。将来は館内閲覧だけになるかもしれないとのことで危惧しています。
- ○蔵書は差し替えることも出来ますか。自分の本を役立ててもらえるのですか。
- ●映画資料、地域資料などでは積極的にしています。特に公共図書館としては地域資料を重視しています。
- ○児童室があるのはとてもいいと思います。
- ○以前アメリカに居たとき昼間休館で夕方から開く図書館があり、レファレンスは受けず、結構込んでいて、夜の利用者が多かった記憶があります。中央図書館が夜開館しているということもあるので、分館は一律にしないで週1回でも夜間開館するといいかもしれません。長期の検討項目に入れておくとよいですね。いろいろ問題もありますから、書架整理などの男性のボランティアを頼んでみても良いのではないでしょうか。