平成17年度 調布市立図書館利用者懇談会深大寺分館開催報告
- 1 日時:平成17年10月21日(金)午前10時から午前11時40分まで
- 2 会場:調布市立図書館深大寺分館集会室
- 3 参加者:調布市立図書館利用者10人、図書館職員
- 4 内容(要旨)
(1)館長挨拶
(2)参加者自己紹介
(3)平成17年度図書館事業計画・平成16年度図書館事業報告
調布市立図書館全体における平成17年度図書館事業計画・平成16年度図書館事業報告を行った後に、分館における平成17年度図書館事業計画・平成16年度図書館事業報告を行う。
(4)分館のサービスについて
(5)意見交換
○=利用者、●=図書館
- ○タウンミーティング・アクションプラン・行財政経営会議等に図書館のことが出ていない。図書館は行政の中でどう位置付けされ、どう認知されているのか。
- ○行政の予算はいつでも切られる可能性があるため、常に名乗りを上げる必要がある。重要な施設なのになぜ民営化や統廃合の話が出るのか。今クローズアップされた部署に目が行き、図書館の存在が薄れる可能性がある。図書館という言葉・文章が市の計画に出てきて欲しい。図書館が無くなっては困る。
- ○何でも官というのはどうか。民にすると官より開館時間が延ばせる等も考えられる。民営化に賛成ではないが。お任せでなく利用者も自分から求めていく、という意識が必要。
- ●市の計画に図書館事業が位置付けられるよう、今後も努力していきたい。
- ●場合によっては、官・民どちらにもメリット・デメリットがある。開館時間の問題は今後検討していく。
- ○開館当時から利用している。色々な積み重ねで図書館が成長して来て、こんなに大きくなって素晴らしい。図書館は生活の中になくてはならないもの。なくさないで欲しい。
- ○蔵書には館長や市民の考えが反映される。蔵書やサービスが充実している調布には税金を払う甲斐がある。
- ○図書館をとりまく社会の大きな流れの中で、図書館が努力されているのが良くわかった。
- ○三鷹の住民。調べ物も徹底的にやってくれる。調布の図書館には心の通いを感じる。
- ○夏に戦争をテーマにした展示があり、日ごろ見られない他館の本も見られて良かった。今後も続けて欲しい。
- ○深大寺分館はアットホームな雰囲気。個人旅行を計画したところ沢山資料を集めてもらい、インターネットも利用でき各々の良いところが役立った。図書館あってこそ、と感謝している。
- ○ノルウェー・オセロの図書館では、子どもにとって本が遊びと一体化していた。そんな環境を市でも考えて欲しい。
- ○若い人と接する機会があるが、国語力が低下している。子ども達が本に親しめるようになって欲しい。
- ○毎月子ども達が図書館のおはなし会で、本や手あそびを楽しんでいる。これから本の与え方も勉強していきたい。
- ○毎週患者さんと一緒に利用している。本の種類が多く、感じの良い図書館だ。今後も利用したい。
- ○図書館に在宅介護支援センターの資料を置かせてもらっている。図書館が地域の中心になって欲しい。
- ○旅行ガイドブックや各種実用書は、発行年度がかなり古いものが相当数入っているように思えます。
- ●ご指摘のとおり刷新が遅れていましたが、現在入替えを進めています。なお、市内の図書館の旅行ガイドブックの予約もできますので、ご利用ください。
- ○マンガセット・マンガを増やして欲しい。
- ●マンガ資料は痛みが激しく、昨年のマンガ購入予算の9割が買い替えでした。マンガの出版点数は膨大ですので、調布市ゆかりのマンガ家や日本のマンガ史上重要な作品・研究書等の充実を目指し、公立図書館として収集・保存しています。収集方針については、図書館のホームページの「マンガ資料について」をご覧ください。
- ○市外の図書館から借りている本もブックポストに返せるようにしてほしい。
- ●市内にない貴重な資料を市外の図書館から借用しています。資料の保護のため、今までどおりお借りになった館のカウンターにお返しください。
- ○児童書の新刊でオススメの本があったら紹介(リストなど)して頂ける機会があると嬉しいです。
- ●図書館では毎年「1ねんせいにすすめる本」「夏休みにすすめる本」「クリスマスの本」など季節のリスト・対象年齢に合わせた学年別リストなどを配布しております。どうぞご利用下さい。
- ○書店などのように音楽を流してみるのはどうでしょうか。
- ●音楽には場を和ませる効果もありますが、人それぞれ好みがあり、音に対して敏感な方もいらっしゃいますので、閉館をお知らせする際の音楽のみにしています。
- ○本好きの友達と1ヶ月に一回位会って本の話で盛り上がっています。これも図書館が近くにあるおかげです。
- ○リサイクルの図書をいただいて、授業にとても役立っています。