追悼 梅宮辰夫さん

追悼 梅宮辰夫さん

2019年12月20日

  俳優の梅宮辰夫(うめみや たつお)さんが、2019(令和1)年12月12日逝去されました。81歳でした。
 梅宮さんは、東映ニューフェイス(第5期生)に合格、翌年に映画「母と娘の瞳」に本名で助演後、芸名を本名の“辰雄”から“辰夫”に変えました。
 様々な役柄で主演を務め、不良青少年アクションやエリート警部など、硬軟両極の俳優として活躍。また1980(昭和55)年代後半からはバラエティ番組にも出演。「くいしん坊万才」などの料理番組や軽妙なトークで、お茶の間を楽しませてくれました。

映画資料室テーマ展示一覧に戻る

キネマ旬報 創刊100周年

2019年12月19日

 『キネマ旬報』は、2019年に創刊100周年を迎えました。
 第一号は、学生4人によってA4見開き4ページでスタートした「キネ旬」でした。今では、毎月5日と20日に刊行されており、現在刊行されている映画雑誌の中で最も歴史ある雑誌となっています。

 キネマ旬報の連載・企画の中でも、映画業界のみならず、映画ファンにも注目されているのが「キネマ旬報ベスト・テン」です。この賞は世界最古クラスの映画賞で、1924(昭和43)年に外国映画のみを対象として編集同人の投票によって選出したことから始まり、日本映画の水準が高くなったことを理由に、1926(昭和45)年から日本映画も対象になりました。

 この展示では、キネマ旬報ベスト・テンにランクインした歴代の作品を紹介します。

映画資料室テーマ展示一覧に戻る

追悼 八千草薫さん

2019年11月16日

 清楚で可愛らしい雰囲気で親しまれ、映画、テレビドラマで幅広く活躍された女優の八千草 薫(やちぐさ かおる)さんが2019(令和1)年10月24日、逝去されました。88歳でした。
 八千草さんは、1946(昭和21)年に宝塚音楽学校に入り、宝塚歌劇団に入団。1951(昭和26)年に映画「宝塚夫人」で映画デビューしました。その後、稲垣浩監督「宮本武蔵」3部作ではヒロインとして、武蔵へのひたむきな愛を胸に秘めて放浪を続けるお通役を好演しました。1955(昭和30)年には、東宝の日伊合作「蝶々夫人」のヒロインにも抜擢され、国際的な人気を獲得。その後も、様々な映画やテレビドラマに出演され、“理想のお母さん像”として国民から愛されていました。
 展示では、調布市立図書館の所蔵資料で八千草薫さんの出演作をご紹介します。

 

映画資料室テーマ展示一覧に戻る

出張!映画資料室 in シネマフェスティバル

2019年2月7日



終了しました。ご来場ありがとうございました。
  • 日程 : 3月2日(土)~10日(日)
  • 時間 : 10:00~19:00
  • 会場 : 調布市文化会館たづくり2階 南ギャラリー

〔展示テーマ〕

図書館コレクションでみる“映画ができるまで”
シネマフェスティバルのテーマでもある「映画のつくり手」にスポットを当て、撮影台本や美術図面、ポスター、ロケスナップなどを通して映画が完成するまでの過程をご紹介します。
映画のまち 調布
市内の映画・映像関連企業を紹介する地図や、「調布映画地図」を展示します。この「調布映画地図」は調布市出身でCMディレクター、イラストレーターとして活躍されている宮崎裕治さんのご協力のもと、キネマ旬報に連載された「東京映画地図」から調布市をフィーチャーした特別版を作っていただきました。味のあるイラストとともに調布市と映画の歴史もお楽しみください。

この他にも、今回のシネマフェスティバルで作品賞や技術賞を受賞した作品にまつわる展示や、映画に関連する書籍の紹介もいたします。普段はなかなかお見せすることのできない貴重な資料もたくさんございます。お誘いあわせのうえ、ぜひお越しください。

映画資料室テーマ展示一覧に戻る