今や音楽ジャンルの１つとなった映画音楽。主題歌を聴けば、映画のシーンが思い浮かぶことも少なくありません。

そもそも映画に音楽がついたのは1920年代、トーキー映画が上映されるようになってからです。しかし、サイレント映画上映時にも映画に合わせて楽器の生演奏を行うこともあったようです。映画音楽の歴史は100年近くに及びます。

今回、調布市立図書館映画資料室では、映画音楽について、作曲家、主題歌、アーティスト、上映会という４つの切り口で映画や書籍をご紹介します。

キンダー・フィルム・フェスティバルは、日本最大の子どもたちのための国際映画祭です。世界中の子ども向け映画を観賞したり、声優体験ワークショップなどに参加することができます。今年で開催22回目を迎えました。今年もグリーンホールでの開催です。今年はドイツの実写版『ピノキオ』や西久保瑞穂監督作品『ジョバンニの島』などが公開されました。

第2２回　キンダー・フィルム・フェスティバル

場所：調布市 グリーンホール 大ホール

日時：8月1３日（水）～1７日（日）

終了しました

キンダーフィルム ホームページはこちら
http://www.kinder.co.jp/

今年は本多猪四郎監督作品『ゴジラ』の公開から60周年を迎えました。7月25日からはハリウッド版の『GODZILLA』（ギャレス・エドワーズ監督）も公開されました。

日本特撮映画史を代表する怪獣であるゴジラの生誕60周年を祝し、映画資料室では、ゴジラを始めとする日本の怪獣映画の魅力をお伝えする資料をご紹介します。

昨年2013年も『永遠の0』や『風立ちぬ』、『レ・ミゼラブル』など話題作が数多く上映されました。

2014年も、アカデミー賞有力作や、ベストセラー小説の映画化、有名監督の最新作など、注目の映画が多数公開予定です。調布市立図書館映画資料室では、今年公開予定の映画と原作小説の中からほんの一部をご紹介いたします。

世界三大映画祭の一つ、第64回ベルリン国際映画祭授賞式が15日（日本時間の16日）に開かれ、山田洋次監督作品の『小さいおうち』に出演した黒木華（はる）さんが最優秀女優賞（銀熊賞）に選ばれました。

日本人の受賞は、1964年の左幸子さん(『にっぽん昆虫記』『彼女と彼』で受賞)，1975年の田中絹代さん(『サンガタン八番娼館　望郷』で受賞)，2010年の寺島しのぶさん(『キャタピラー』で受賞)に続き4人目。黒木さんは日本人最年少の受賞となりました。

2013年12月14日、俳優のピーター・オトゥール氏がイギリスで病気のため亡くなりました。元々舞台劇で活躍していた氏はロバート・スティーブンソン監督の『海賊船』(1960)で映画デビュー、その後デビッド・リーン監督の『アラビアのロレンス』(1962)で主役を演じ、初めてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされています。

映画資料室ではピーター・オトゥール氏を偲び、氏が出演した映画の原作を中心に資料をご紹介します。