追悼 高橋 二三氏

原節子さんを偲んで

2015年12月27日

原節子さんは1920年6月17日に神奈川県横浜で生まれました。1935年、15歳の時に日活多摩川撮影所に入社し、同年女優デビューをします。翌年には、初の日独合作映画『新しき土』のヒロイン役に抜擢され、それ以降、小津安二郎、今井正、木下惠介、黒澤明、など日本映画の巨匠の作品に数多く出演し、日本映画界黄金期を支える大女優となりました。しかし、1962年の映画出演を最後に、突然表舞台をさります。

それから、今回の訃報が伝えられるまで銀幕に戻ることはなく、2015年9月5日肺炎のためこの世を去りました。(享年95歳)

原節子さんを偲んで、調布市立図書館映画資料室では追悼展示を行います。

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青春 部活動映画

2015年9月30日

暑さも一段落して,秋らしい季節になってきました。食欲の秋,読書の秋,スポーツの秋や芸術の秋など,秋といえば頭に浮かぶものがたくさんあります。

今回調布市立図書館映画資料室では,「スポーツ」と「芸術」に関連した「部活動」をテーマにしている映画をご紹介します。体育会系の運動部からあまりメジャーではないロボット部まで,色々なジャンルがあります。また,過去のヒット作品から今年公開された新しい映画まで時代もさまざまです。「青春」といえば爽やかな部分が強調されがちですが,大変さや現実的な部分がどの映画にもあり,魅力的な作品が多数あります。学生時代にやっていた部活動を思い出したり,この映画をきっかけに新しい趣味を始めてみてはいかがでしょうか。

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追悼 高橋 二三氏

2015年5月10日

ガメラシリーズで知られる脚本家の高橋二三氏が、2015年5月5日亡くなりました。89歳でした。

高橋氏は1960年代から数多くの映画脚本を手がけました。代表作である昭和ガメラシリーズ(1965年から1980年までに大映製作で公開)は、怪獣映画として「ゴジラ」と並ぶ人気となりました。また映画の脚本だけでなく、時代劇ドラマ「伝七捕物帳」やアニメ「みつばちマーヤの冒険」など幅広いジャンルの作品を手掛けました。

今回、調布市立図書館映画資料室では、脚本家高橋氏をしのび、追悼展示を行います。ぜひ迫力あるガメラのポスターをご覧ください。

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60年前の映画特集(調布市制施行60周年記念)

2015年4月27日

平成27年度は、調布市制施行60年という記念すべき年度です。

昭和30年(1955年)に調布町と神代町が合併し、人口約4万5千人の調布市が誕生しました。60年が経過した現在、調布市の人口は約22万4千人となりました(平成27年1月時点)。近年では京王線の調布駅、布田駅及び国領駅が地下化されるなど、調布のまちが市制施行以来最大規模の変貌を遂げつつあります。

今回、調布市立図書館映画資料室では、市制施行60年にあわせ、「60年前の映画特集」と題して展示を行います。「調布市」が生まれた当時に製作された映画が、どのようなものだったか、振り返ります。

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映画の図書展 2015

2015年3月12日


  • 日程:3月4日(水)~8日(日)
  • 時間:10:00~19:00
  • 終了しました
  • 会場:調布市文化会館たづくり2階 北ギャラリー

〔展示テーマ〕

追悼 高倉健さん
2014年11月10日に亡くなった、俳優の高倉健さん。出演映画のポスターやパンフレット、雑誌記事などから健さんの軌跡を振り返ります。
映画のまち調布
市内の映画関連企業の紹介や、調布市で開催した映画のイベントの様子をお伝えします。
上映作品特集
映画祭で上映される作品のポスターやちらし、パンフレットを展示して紹介します。今回の上映作品の『二十四の瞳』は高峰秀子さんと木下恵介監督、『喜劇・一発大必勝』は倍賞千恵子さんと山田洋次監督がコンビを組んだ作品であるため、「女優と監督」というテーマで関連したポスターの展示も行います。

普段なかなか見ることのできない貴重な資料を展示します。この機会にぜひご覧ください。

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追悼 菅原文太氏

2015年2月25日

菅原文太さんは1933年8月16日に宮城県で生まれました。1958年、映画『白線秘密地帯』で本格映画デビュー。『トラック野郎』シリーズや『仁義なき戦い』シリーズなど数多くの映画で主演を務め、国民的な人気俳優になりました。また声優、歌手としても幅広く活躍されましたが、2012年11月に俳優業引退を宣言。2014年11月、肝不全のため亡くなりました(享年81歳)。

映画資料室では菅原文太さんを偲び,『トラック野郎』や『仁義なき戦い』シリーズ等の回想録,ガイドブック等の資料をご紹介します。

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映画館へ行こう

2015年1月14日

最近映画館で映画をご覧になりましたか。テレビでは味わうことができない、スクリーンに映る迫力ある映像、大音量でハラハラドキドキしながら楽しめる映画館。立体的な映像を見ることができる3D映画や、高画質の4K設備を導入している映画館が増えています。

今回、調布市立図書館映画資料室では、「映画館」にスポットライトをあて、映画館が印象的な映画と資料を集めてみました。もう何年も映画館に行っていない方、気になった映画がDVDでレンタルされるまで待っている方等、今年は映画館に足を運んでみませんか。

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