「映画のまち調布賞」市民投票の結果が発表されました。投票にご協力いただき、ありがとうございました。皆様のおすすめ作品はランクインしていますか？「映画のまち調布　シネマフェスティバル２０１９」開催期間中の３月２日(土)から１０日（日）に、上位作品の中から上映可能な映画数作品を監督、技術スタッフ等によるトークショー付きで上映します。
また、調布市立図書館でも「映画ができるまで」をテーマに、普段はなかなかお見せできないセット図面やポスター、台本などを展示します。お誘いあわせの上、ぜひお越しください。

映画のまち調布シネマフェスティバル２０１９（外部リンク）
https://chofucinemafestival.com/  

　女優の樹木希林（きき　きりん）さんが２０１８（平成３０）年９月１５日に逝去されました。（享年７５歳）
　樹木さんは１９６５年のＴＢＳ『七人の孫』にお手伝いさん役でレギュラー出演、その後、元気な老婆を老けメイクで演じて話題を呼んだ『寺内貫太郎一家』や、共演者の郷ひろみとデュエットした挿入歌もヒットした『ムー』などでお茶の間の人気を集めました。映画には１９６６年の『殿方御用心』への初出演を皮切りに、市川崑、深作欣二、大林宣彦、岡本喜八など名だたる監督たちが樹木さんを起用しました。また、映画やドラマだけでなく『フジカラー』や『ほんだし』などのコマーシャルでも個性的な演技が光りました。

展示では、調布市立図書館の所蔵資料で樹木希林さんの映画出演作をご紹介します。

 

「映画のまち調布」の図書館では、多くの映画資料を所蔵しています。

今回は戦争を題材にした映画のスチール写真を中心に展示しています。
（映画の宣伝や販促のために用いられる写真をスチール写真といいます）

映画を通して、戦争について知り、平和について考えてみませんか。　




 

 アカデミー愛とぴあとの共催事業である「はじめての方のための読書会」の
今年度のテーマは「映画と文学」です。
読書会では、小説を原作にしている映画を、毎回１作品とりあげます。
全８回開催予定となっています。
 
映画資料室では、読書会で取り上げられる映画作品のチラシを展示しており
ます。
どうぞご覧ください。



 

　数々の名作アニメーションを世に送り出し続けていた高畑勲監督が、2018年4月5日にご逝去されました。享年82歳でした。
調布市立図書館では，高畑勲監督の仕事を所蔵資料とともに振り返ります。




 

　幅広い役柄を演じる名脇役として人気の高かった俳優の大杉漣（おおすぎ　れん）さんが２０１８（平成３０）年２月２１日に、急逝されました。（享年６６歳）突然の訃報に各界から悲しみの声が寄せられました。
　大杉さんは明治大学在学中の１９７３年に雑誌『新劇』に掲載された転形劇場の主催者大田省吾の記事に感銘を受け、大学を中退して大田氏の劇団の研修生となりました。その後、俳優として舞台を中心に活躍されます。１９９３年には北野武監督「ソナチネ」のオーディションに合格し、やくざの幹部を飄々とした味わいで演じて、一躍注目を集める存在となりました。最近では、バラエティー番組に出演するなど俳優はもちろんのこと、幅広い活動をしていました。展示では、調布市立図書館の所蔵資料で大杉漣さんの映画出演作をご紹介します。

 

　

　樟まつりの名画鑑賞会にて「湯を沸かすほどの熱い愛」が上映されます。
　これに関連して、「湯を沸かすほどの熱い愛」の関連記事と中野量太監督の記事をご紹介しています。
 

　日活や大映映画に出演し、テレビの人気番組「欽ちゃんのどこまでやるの！？」にて、お母さん役でレギュラー主演するなどして活躍された女優の真屋順子（まや　じゅんこ）さんが２０１７（平成２９）年１２月２８日、逝去されました。７５歳でした。
　真屋さんは、１９５８（昭和３３）年に松竹音楽舞踊学校に入り松竹歌劇団に入団。 １９６１（昭和３６）年に俳優座養成所に入所。１９６４（昭和３９）年に卒業し、現代演劇協会付属劇団「雲」に入団。６６（昭和４１）年５月公演の『黄金の国』で、殉教の武家娘という大役に抜擢され注目されました。
　映画では、１９６８年「大幹部・無頼」日活、１９７６年「四年三組のはた」日活、１９７９年「トラブルマン・笑うと殺すゾ」東宝、１９８４年「青春共和国」大映、１９９４年「青空に一番近い場所」サードステージに出演しました。このほか、多くのテレビドラマでご活躍されました。
 

２０１８年は戌（いぬ）年です。
古くから人間と暮らしてきた犬は、映画のテーマとしても多く取り上げられています。今回の展示では犬が登場する映画作品の中でも，映画資料室で資料をもっている映画を中心にご紹介しています。