石原裕次郎さん生誕90周年記念
2024年11月28日
2024年12月28日は、石原裕次郎さんの生誕90周年にあたります。石原裕次郎さんは、1934年12月28日兵庫県に生まれ、その後北海道の小樽市、神奈川県の逗子市で育ちました。
1956年、慶応大学在学中に日活株式会社に入社し、兄である石原慎太郎さんの芥川賞受賞作「太陽の季節」で映画デビューを果たしました。続いて同じく兄慎太郎さん原作の映画「狂った果実」では主演を務め、同時に映画主題歌も歌い、歌手としてもデビューされました。その後も「俺は待ってるぜ」、「嵐を呼ぶ男」など次々とヒット作に出演され、日本映画全盛期を駆け抜けていきました。
1963年には石原プロモーションを設立し「太平洋ひとりぼっち」、「黒部の太陽」などの名作を製作し、自らも出演をされています。
なお、1963年、石原さん所有のヨット「コンテッサⅢ」がトランスパシフィック・ヨット・レース(米国西海岸からハワイを目指すレース)に参加し、日本セーリング界の歴史にもその名を残されています。
しかし、1978年頃から数々の病魔に侵されるようになり、その都度奇跡的な復活を果たされてきましたが、1987年7月17日、52歳の若さでこの世を去られました。