【報告】第1回YA講演会を行いました。(講師:汐見夏衛さん)

  • 掲載日2025年12月6日
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作家の汐見夏衛(しおみなつえ)さんをお招きして、中高生世代向けの講演会を行いました。
講演の様子を紹介します。
PDF版は、中学生以上の漢字にルビがついています。
PDF版はこちらからダウンロードできます。(PDF:321KB)

  • テーマ 「今からだ!-10代のみなさんに小説をとおして伝えたいこと-」
  • 講 師 汐見夏衛さん(作家)
  • 日 時 令和7年9月20日(土曜日) 午後1時30分から午後3時30分まで

子ども時代~作家になるまで

 子どもの頃から、本を読むのが大好きでした。ただ、憧れはあったけれど、最初から作家を目指していたわけではありません。
 大学卒業後は、自分と同じように他の人にも本が好きになってもらいたいという思いから国語教師になりました。働き始めて数年後、友達から作家デビューすることになったという連絡が来て、大きな転機を迎えます。携帯小説サイトで書いていたと聞いて、自分も書いてみたいと思って小説を投稿するようになると、本当に楽しくて新しい趣味になりました。
 小説を投稿して、自分が好きだと思える小説を書けることが幸せだなと思っていたある時、出版社の方から「書籍化しませんか?」と連絡が来てデビューすることになりました。

作品を通じて届けたい思い

 中高生世代の子たちが、生きづらいな、生きるのがしんどいなと思った時に、ちょっと元気になれる、明日も頑張れるようなお話を書きたいという思いがあります。小説の主人公が持っている悩みや問題と同じような気持ちを抱える子たちが、小説を通じて問題の捉え方や解決のヒントを得られるようなお話になればいいなと思って書いています。自分自身、10代の時に色々な悩みを抱えていました。そんなときに小説やマンガの主人公をみて、その子の変化や成長を通じて自分自身も成長した気になることや、自分の悩みを言語化してもらえて気持ちを昇華できることがありました。だから、次は自分が若い子の気持ちに寄り添えるお話を書きたいといつも思っています。

YA講演会の様子 YA講演会の様子 YA講演会の様子


(YAスタッフから)
 作家としての生活や作品についてなど、参加者から寄せられた多くの質問に丁寧に答えていただきました。講演後のサイン会では、参加者のみなさんが、緊張しながらも憧れの作家さんとの交流を楽しんでいる様子が印象的でした。

講師紹介 汐見夏衛さん
 国語教師を経て、2016年に『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(スターツ出版)で作家デビュー。『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』が「野いちご大賞」大賞を受賞。どちらも2023年に映画化。中高生世代を中心に広く支持される著作を多数執筆。