令和5年度 利用支援サービス利用者懇談会を開催しました
- 掲載日2024年4月23日
- 1 日時:令和5年11月16日(木)午前10時から11時30分まで
- 2 会場:文化会館たづくり6階 601・602会議室
- 3 参加者:利用者6人(うち同伴者1人)、音訳者4人、点訳者4人(布の絵本製作者1人含む)、布の絵本製作者1人(点訳者1人含む)、音訳等調整員1人、図書館職員11人
- 4 懇談会内容
(1)出席者紹介
(2)館長挨拶(要旨)
利用者の方の話を伺いながら今後につなげていきたい。社会的に大きな流れとして著作権法の改正がある。実態を作っていくのは現場の仕事。
(3)利用状況についての報告
令和4年度の利用支援サービスの利用状況について報告した。
(4)利用者からのご意見・ご要望等(要旨)
○=利用者、●=図書館
○調布の音訳者の声は、読み方を含めてよい。
○調布の図書館はバリアフリー法に則ってサービスを行っていると感じた。
○点字は必要な人がいる限り、続けてほしい。
○情報の多くは、視覚から入るものが多いので音だけで情報が入るオカリナ通信は便利で、頼りにしている。
○朗読や読み聞かせを行う際も、調布の音訳者の読み方が参考になる。
○マルチメディアDAISYについて、30分くらいの絵本が疲れずに読めてよいと思う。
●今作成しているものだと、『モンスターホテル』のシリーズが30分くらいだと思う。また案内したい。
○マルチメディアDAISYについて、学校の図書館でマルチメディアDAISYを置いてそこで借りられるようにするとか、ポスターを掲示するなど、校内で知れたり、親が気づけるようにするといいのではと思う。
●PRについてはまだ足りていないと感じている。今後の検討課題としたい。
○DAISYを今後も借り続けたい。
○初めて利用者懇談会に参加した際に色々教えてもらって、今こうして元気で居られている。今後も懇談会に参加し続けたい。
○長時間、語調を整え、聞きやすく音読することは大変なことと思う。感謝の気持ちを忘れずに読んでいる。
○協力者の一人一人が素晴らしいと感じている。
(5)音訳者からのご意見(要旨)
- 毎回楽しみ。貴重な時間だと思っている。
- みなさんの厳しい言葉やあたたかい言葉が、よりよい録音図書を作ろうという気持ちの元になる。
- 本当はもう少しこうしてほしいということがあると思う。個人的にでもいいので話してほしい。
- 読ませてもらっているという思いが強いので、ほめられるとおこがましいと感じてしまう部分がある。
- なかなか音訳は難しいが、利用者からの声が、本当に励みになる。
- 一人一人が、それぞれの生活の中で、自分たちの行っていることに時間を使ってくれるのはありがたいことだと思う。
- 多くの人が、こういう場で意見を交換すると、学ぶことがたくさんあるので良いと思う。
(6)点訳者からのご意見(要旨)
- 参加されている方々に褒めていただいて嬉しい。
- 先日の福祉大会で表彰いただきありがとうございます。これからも一生懸命頑張っていきたい。
- 普段は図書館が窓口となるので話を直接うかがえることはなかなかない。今日の話のひとつひとつがとても励みになる。