令和6年度 利用支援サービス利用者懇談会を開催しました
- 掲載日2025年2月12日
- 1 日時:令和6年10月31日(木)午前10時から11時30分まで
- 2 会場:文化会館たづくり6階 601・602会議室
- 3 参加者:利用者12人(うち同伴者3人)、音訳者10人、点訳者5人(布の絵本製作者1人含む)、布の絵本製作者1人(点訳者1人含む)、マルチメディアDAISY製作者1人、宅配協力員1人、音訳等調整員1人、図書館職員11人
- 4 懇談会内容
(1)出席者紹介
(2)館長挨拶(要旨)
懇談会は40年以上続いている。利用者の方の話を伺うことでニーズを把握し、今後のサービスにつなげていきたい。
(3)利用状況についての報告
令和5年度の利用支援サービスの利用状況について報告した。
(4)利用者からのご意見・ご要望等(要旨)
- DAISY図書で読書を楽しんでいる。
- 高いレベルの音訳には感謝しており、良い場所に住んでいると感じる。
- サピエ図書館にある同じタイトルを聴き比べていて、調布作成のものは聴きやすいことが多い。
- 目の障害になった際に友人の紹介で図書館に来ることができ、DAISY図書にはまっている。
- 英語の歌詞など、幅広い点訳をしていただき感謝している。
- 利用者懇談会に視覚障害者以外の方がもっと参加すると良い。
- 夏の暑い中、宅配してくださる協力員の方に感謝している。
- 昔は墨字を読むための専用機器などの購入に20万円ほどかかっていたが、現在では無料のアプリなどが出てきて読書環境も変わっている。
- 図書館や本屋などは年齢で空間が分けられている。幼児向けのスペースに年齢が少し上の子どもも気軽に入れるようなスペースが一部でもあると読みの困難な子どもにとって助かる。
- 幼児のころは読み聞かせがメインで、中学生になると忙しく本が読めなくなるため、小学生のころの読書がとても大事である。学習障害のある子どもが読めるよう、保護者や本人へのマルチメディアDAISYのアプローチが必要である。
(5)音訳者からのご意見(要旨)
- いつも聞いてくださり感謝している。先輩方に恥じないように頑張りたい。
- 利用者の方のお話が参考になったので、これからも頑張りたい。
- 利用者の方から直接感想をいただけて嬉しい。
- 長く蔵書として残るので、聞きやすく、疲れない音訳を目指したい。
(6)点訳者からのご意見(要旨)
- まだまだ勉強中だが、利用者の求めていることがわかる良い機会となった。
- 利用者の話を聞くことができ、気持ちが通じた気がした。
- 図などの点訳に苦労しているが、頑張りたい。
(7)宅配協力員からのご意見(要旨)
- 待っていてくださる方のためにやっている。これからも気を付けて運びたい。