図書館から 令和4年度利用支援サービス利用者懇談会を開催しました
- 掲載日2022年12月7日
11月15日(火曜日)に、利用支援係の利用者懇談会を開催しました。今年は利用者6名(ご家族の代理参加を含む)、音訳者6名・点訳者2名の皆さまにご参加いただき、読書の状況やご意見などを伺うことができました。当日参加できなかった利用者の方からも、ご意見をお寄せいただきました。ありがとうございました。
図書館からは各サービスについての報告のほか、視覚障がい支援機器「オーカム」の体験会を実施させていただきました。
利用者の皆様から
- コロナで思うように外出ができず,家にいることが増えたが,録音図書や点訳資料をお送りいただき,ずいぶん気持ちを和ませてもらった。
- 読書会に参加しているが、本だけでは読めないのでいつも助かっている。最近は新しい本が、DAISYになるのが早く、昔より聞きやすい感じがする。
- 調布の音訳者の皆さんのクオリティの高さにいつも感激している。
- 最近は、ふだん使わないような言葉を使う文章が多く、耳で聞いただけでは理解できない言葉が多くなっているように感じる。わかりにくい言葉は音訳者の方が、文字の説明をしてくださっているが、全部ではないのでもう少し説明があるとありがたい。(具体的には、同音異義語や従来使っていなかった熟語のようなものなど)
- 利用者懇談会に参加するのを毎年とても楽しみにしている。対面朗読をよく利用していたが、コロナが流行し、対面朗読を利用できず残念だった。しかし、最近また対面朗読が1時間ずつ利用できるようになり、とても嬉しく思う。
- 調布の図書館の蔵書の幅の広さには、驚いている。研究者が使うような専門書も多くあり、研究者仲間もよく利用している。
- 子どもが成長する過程で、利用支援係のサービスを利用させていただき(中学生の時は対面朗読を大学生の時は点訳など),本当にお世話になった。子どもだけでなく、家族も含めて支えてもらったことに感謝している。
- 毎回、オカリナ通信が来るのを楽しみにしている。端から端まで熟読している。
- 読書バリアフリー法についての話を聞いてみたい。
- 今後もお願いしたいことは、イントネーションを気にしていただきたい。普段使っているイントネーションだと心にすっと入ってきてとても心地良いので。
音訳者、点訳者から
- お読みになりたい本があったら、遠慮しないでどんどんリクエストを出してほしい。
- 良い本をできるだけ早くお届けできるように努力していくので,忌憚のないご意見やご要望をたくさんお寄せいただきたいと思う。
- 利用者の方が喜んでくださることが自分の喜びなので,これからもどんどんご利用いただきたい。
- 本日は,たくさんのお褒めの言葉をいただきうれしく思う。しかし厳しいご意見もぜひ遠慮なくお伝えいただきたい。皆さまから様々なご意見をいただくことで私たちも成長できると思う。
- 利用者懇談会での利用者の皆様の前向きな意見が励みになり、力をもらえる。
今回皆様からいただいたご意見・ご要望を胸にとめ、職員・音訳者・点訳者・布の絵本製作者一同これからも励んで参りますので、今後も引き続きご利用ください。ほかにもご意見やご要望、ご質問などがありましたら、利用支援係 電話 042-441-6191 へご連絡ください。